米MicrosoftのLive Search担当プログラムマネジャー・Kemp Petersonは2008年4月22日、Live Search公式ブログにて同検索サービスの新機能の紹介を行った。
新たに追加された機能は、Googleのサイトリンクに相当するもので、一部のサイトの下に複数のリンクを表示する。例えば、Live Search (US)でIRSと検索すると、1位にwww.irs.gov (Internal Revenue Service)が表示されるが、その直下にWhere's My Refund、Forms And Publications、2007 Free File といったコンテンツへのディープリンクが表示される。
Kemp氏によるとユーザーの検索行動に調査したところ、特定のウェブサイトに訪問するために検索(ナビゲーショナルサーチ)した後に、そのまま先の決まった(予測可能な)ページまで移動している傾向があるという。例えば、「NHK」と検索したユーザーはNHKのトップページにとどまるのではなく、そのまま「番組表」をクリックする、といった具合だ。あるいはCBSと検索したユーザーがトップページを素通りしてLate Show with David Lettermanをチェックしにいく。そこで検索結果画面中に閲覧されると予測されうるコンテンツへのディープリンクを表示することで、使い勝手を改善したという。
なお、この機能は Live Search 米国版で確認したが、日本語版は未対応。
Going deep: diving into the site you want [Live Search]
http://blogs.msdn.com/livesearch/archive/2008/04/22/going-deep-diving-into-the-site-you-want.aspx