Googleは米国:53%、カナダ:78%と北米で好調なのはもちろん、欧州でもポルトガル:94%、スペイン:93%、スイス:93%、フィンランド:92%、ベルギー:92%、デンマーク92%と90%を超えるシェアの国が多数。ロシアを除いた欧州で最もシェアが低い英国でも73%です。
一方でアジア地域で苦戦しているグーグル。それを表したのが上のグラフです。ご覧の通り、インド、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポールなどは好調ですが、日本以下は軒並み地元の検索企業に完全に差をつけられているのがわかります。韓国に至ってはたった5%で、日本でのMSNと同程度となっています。
ちなみにラテンアメリカのグーグルを見るとチリ:93%、コロンビア:91%なので、やっぱりアジアだけ弱いことがわかります。ちなみにSEOエキスパートの人口数でも、最も少ないのもアジア地域。これは言語や文化、消費者行動が国によって大きく異なるために地元の人間でないと対応できないというのが主な理由といわれているのですが、やはりアジア各国の地元の企業が強いのもユーザーの性質に最適化できている所以なのでしょうか。