株式会社ソフマップは2008年5月19日、米オムニチュアのオンラインマーケティングソリューション「SiteCatalyst(サイトカタリスト)」を導入したことを明らかにした。
ソフマップは大規模ECサイト「ソフマップ・ドットコム」を運営。従来、これらサイトの管理やアクセス解析、商品分析は人的作業に依存していたほか、サイトのアクセス状況をフローや受注額などの成果と紐づけて把握することが困難だった。オムニチュアのSiteCatalystを導入することで、ECサイト運営の業務効率改善と顧客離脱の改善に貢献したという。
導入を支援した株式会社マクニカによると、ソフマップ社のECサイトは、夜間にも取引ができるなど便利な半面、システムエラー、ユーザーの使い方による操作エラーなどにより、その購入プロセスを中断してしまう事が少なくなかったという。サイト改善点として、購入フロー内の顧客の離脱ポイントなど、「サイトカタリスト」を使ったサイト内回遊フローに注目し、改善を行った結果、売上げの向上につなげられたという。さらに、各商品ごとの検索キーワード、各商品と一緒に販売される商品の解析など、商品軸にあわせたサイト解析を行うことにより、相乗的な商品戦略に役立てることができたと説明する。
ソフマップでは今後、サイトカタリストをWebサイト販売戦略の重要なツールとして活用し、今後はSEOを含めたサーチマーケティングとの連携も検討している。
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