Microsoftは2008年6月17日、検索技術の研究・開発を目的とした拠点「Search Technology Center(STC)」を2009年度に開設する計画を発表した。同社の検索サービス・Live Searchと広告関連技術を発展させ、消費者と広告主双方に利益をもたらすことが目的。プラットフォームサービス部門プレジデント・Kevin Johnson氏は「欧州における検索の成功は最優先事項であり、この新たなSTCへの投資は我々の長期的投資を倍増させるための重要なステップになる」とコメントしている。
STCは世界のLive Search組織と共に活動し、最先端の検索技術を発展させ、世界中のオンライン消費者に、関連性があり知的かつ強力な検索体験を提供することを目指す。2005年10月に中国・北京にMicrosoft初のSTCを開設したが、これをモデルに欧州でも同様に展開する。欧州のSTCはまだ拠点は決まっていないが、少数のチームのエンジニアがイギリスやドイツ、フランスなど複数の国に点在する見込み。
Microsoft Announces Plans for European Search Technology Center to Deepen Investments in Live Search European research and development center of excellence designed to help Microsoft disrupt the search and advertising marketplace.
http://www.microsoft.com/presspass/press/2008/jun08/06-17SearchTechCenterPR.mspx