SEMリサーチ

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ユーザーの活動時間に合わせて効果的にリスティング広告を配信・入札する

現在テレビでも CM の最後に検索窓が当たり前のように登場し、インターネットでは検索するたびに多くのリスティング広告を見かける。代理店や自社に専任のチームを作り、クリエイティブの AB テストやランディングページの変更など様々な施策を繰り返し、本格的にリスティング広告を運用している企業も増えている。これは世間的にリスティング広告がだいぶ普及しており、どの企業も力を入れてきていることの表れではないだろうか。

そんな中、ついつい見落としがちになる運用テクニックが入札である。企業のメインとなるキーワード(例えば人材業界であったら「転職」)は常に上位に表示したい。けれど毎日毎時間検索して確認するのは大変手間がかかる。

また何万、時には何十万と膨大なキーワードの数に管理が追いつかなくなった、そんな経験もあるだろう。そこでぜひとも活用していただきたいのが Google の時間帯配信・入札機能である。これを活用すれば曜日や時間を指定し広告を配信したり、入札単価を変更することもできる。

例えば BtoB の企業であれば企業の担当者が主に活動している時間帯である平日9時から17時を中心に入札を強化・上位表示させ、休日は控えめに広告を表示させることが可能となる。または BtoC の企業であれば、検索回数の上昇する18時から夜中の2時頃までを強化することも可能だ。

このように自社のユーザーが一体どの時間に広告をよくクリックしているのか、サイトを訪問する時間帯はいつが多いのかなど把握していれば、そのタイミングに合わせて予算を投下でき、ユーザー集客への足掛かりとなる。また一度設定してしまえば、その設定がずっと続くため逐一細かくキーワードの状況を気にする必要はなく、大変効率的だ。現在のリスティング広告よりもっと成果を伸ばしたい、もっと効率的に運用したいという人は一度試してみる価値はあるだろう。

また更なる効果を求めるならば、検索広告自動入札管理ツールを活用することも選択肢の1つだ。運用目標にあわせてキーワードの順位を調整するオーバーチュアのサーチオプティマイザーや、キーワードや広告をグループ化しポートフォリオによる入札管理を行うオムニチュアの Omniture SearchCenter、クリエイティブやキーワードの自動生成まで行える KENSHOO Search など、日本市場にも続々とツールが登場している。

Google の時間帯配信・入札機能はやはり Google にしか使用できないし、一日の内で入札できる回数が決まっているなどいくつかの制限もある。もしオーバーチュアにも活用したい、もう少し細かく管理したいというならばこちらを導入し、ユーザーにアプローチしてみてはどうだろうか。

リスティング広告は日々進化し、そこに出稿する企業も日々進化している。ターゲットとするユーザーがより多く検索してくる時間はいつか見極め、いかにタイミング良く・効率的に自社の広告を表示できるか、ここがユーザー集客へのカギとなる。

執筆:株式会社アイレップ インターネットマーケティング事業部 リスティングサービスグループ 榎本裕子

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