通信販売業の業界団体・社団法人日本通信販売協会(JADMA)は2008年11月17日、インターネット通販利用者実態調査の結果を発表した。関東1都3県(埼玉、千葉、神奈川)在住で今年1月以降にインターネット通販を利用した経験がある20歳から59歳の男女を対象に調査を実施、サンプル数は1080。調査機関はビデオリサーチ。
同調査によると、ネット通販の利用サイトは「楽天市場」「Amazon.co.jp」「Yahoo!ショッピング」の大手Eコマースサイト3社の利用率合計が94.9%。サイトごとに見ると、楽天市場は75.7%、Amazon.co.jpが49.3%、Yahoo!ショッピング37.7%となっており、他コマースサイトを圧倒している。ユーザー層で見ると、楽天市場は女性が若干利用率が高い傾向があるが性別、年代問わず利用されているのに対し、Amazon.co.jpは男性20代が主なユーザー、Yahoo!ショッピングは男性30代、40代が中心になっている。
大手eコマースサイトを利用する理由の上位3つは「最も安い店舗で商品が購入できるから」(62.3%)、「多くの店舗の中から条件にあった商品が選べるから」(57.8%)、「ポイントがたまるから」(55.7%)。