ドイツテレコムの米携帯電話部門・T-Mobileと米Yahoo!は2008年11月20日、T-Mobileのモバイルポータルサイト「web2go」にモバイル検索エンジンoneSearchを提供すると発表した。
T-Mobileユーザーは、oneSearchを通じてニュースや金融情報、天気予報、Flickr上の写真やウェブページのほか、着メロや壁紙などのデジタルコンテンツも探せるようになる。検索結果には検索連動型広告(スポンサードサーチ)とディスプレイ広告を掲載することで広告収入を得る。広告収入はYahoo!とT-Mobileで折半するが、この割合や提携契約の期間などの詳細は不明。
Yahoo! oneSearchはモバイルユーザーに最適化された検索エンジンで、検索クエリに対して回答を直接表示する。たとえば、スポーツチームの名前で検索すると最近の試合の結果情報やチームプロフィール、最新ニュースなどへの情報を、また映画名で検索すると最寄りの映画館の上映情報やレビュー、関連記事などの関連性の高い情報を表示する。PC検索のように、候補となるリンクの羅列ではなく、その瞬間に求めているであろう情報を表示するため、モバイルウェブを探し回る必要はなく、oneSearch上で検索行動が完了する。
Yahoo! oneSearch(TM) Launches as the Mobile Search Service on T-Mobile USA's New Web2goSM Service [Yahoo!]
http://yhoo.client.shareholder.com/releasedetail.cfm?ReleaseID=349069