米MarkMonitorは2009年3月9日、サイバースクワッティングやフィッシングなどによるブランド侵害が2008年も増加傾向だったとのレポートを発表した。
オンラインブランドは、サイバースクワッティングやフィッシングサイト、ペイパークリック広告による不正使用などの標的となりブランドが毀損される。同社が発表したレポート「Brandjacking Index: 2008」によると、サイバースクワッティングは2008年に18%増加し、第4四半期に発生した案件は440,584件。オンラインブランドの悪用が増加している理由として、MarkMonitorは検索エンジン最適化(SEO)を駆使してトラフィックを違法サイトに誘導できるためだと指摘している。
ブランド侵害・不正使用をカテゴリ別に見ると、アパレル、自動車、ハイテクのカテゴリでそれぞれ20%以上のブランド侵害が増加した。
MarkMonitor Year-in-Review Report Finds Online Abuse of Major Brands Was a Growth Industry for Fraudsters in 2008 MarkMonitor Brandjacking Index™ confirms 80 percent of brand abuse sites remain in operation for more than a year and cybersquatting remains the tool of choice for Brandjackers.