マイクロソフト株式会社は2009年4月30日、家庭用ゲーム機「Xbox 360」のオンラインネットワークサービス「Xbox LIVE」のユーザーに全画面広告を配信する「Xbox LIVE AD」を開始すると発表した。5月1日からワーナー エンターテイメント ジャパン株式会社から配給される映画「GOEMON」と「ザ・スピリット」の広告をパイロット配信する。
「Xbox LIVE AD」は、全画面を占有するスポンサードプログラムや、デジタルアイテムなどの提供を通じ、Xbox LIVEを利用するユーザーに向けて商品やサービスをインタラクティブに訴求できる広告商品。広告主は、BDE (Branded Destination Experience)と呼ばれる全画面表示が可能な広告や高画質な動画コンテンツの提供による高い視覚効果と、テーマやゲーマーアイコンなどのデジタルアイテムのプル型配信による高いユーザーエンゲージメント効果が期待できるという。
「Xbox LIVE AD」スポンサーパッケージには、スポンサー専用にフルカスタマイズされた全画面広告BDEの制作と穂スティング、BDEやコンテンツダウンロードページへ誘導するためのXbox LIVEメインメニューに掲載するスポンサーパネル(バナー)掲載、コンテンツのホスティングが含まれる。動画は圧縮レート15Mbpsの高画質動画コンテンツを、ダウンロード、あるいはストリーミングにて配信可能なため、TVCM素材や映画の予告編などの配信に適しているという。
映画「GOEMON」、「ザ・スピリット」のXbox Live AD配信は5月1日から5月28日まで。GOEMONの予告編ムービーやテーマ、アイコン配布、「ザ・スピリット」の予告編、テーマ、ゲーマーアイコン等の配布が行われる。