米調査会社のcomScoreは2009年7月16日、comScoreqSearch 2.0による2009年6月の米国検索エンジンシェアを発表した。同月の米国内の総検索回数は140億6,000万回で、前月比 2%のダウン。
Google検索シェアは前月同様、65.0%で推移。検索事業の提携を発表したYahoo!は前月比5ポイントダウンの19.6%、6月に新検索エンジン・Bing(ビング)をリリースしたMSは前月の8.0%から8.4%と僅かながらに検索シェアが上昇した。検索回数はGoogleが約91億、Yahoo!が約27億、Microsoftが約11億。なお、これらの検索シェアは各社の検索サイトおよび提携サイトの検索回数から算出しており、地図、ローカル、ディレクトリ、動画共有など関連サイトで発生した検索回数は除外している。
検索回数をプロパティ別に見ると、総検索回数は218億、うちGoogleは検索サイト(google.com)が96億、YouTubeが33億、Googleプロパティ全体で130億となっている。
次のグラフは2006年1月から2009年6月までの米国の検索シェアの推移を表している。
Googleの各国別検索シェア。comScoreより。