グーグルは2009年11月20日、検索結果のスニペット(説明文)に便利な情報を提供する「リッチスニペット」機能の提供を開始した。公式ブログで明らかにした。リッチスニペットは今年5月のGoogle社主催イベント(Searchology)で発表されていたもので、日本は全世界で米国についで2カ国目の対応となる。
[UPDATE] 2011/06/02 検索3社が協力して構造化データマークアップを標準化、Schema.orgイニシアティブ発足
リッチスニペットは、検索結果の説明文の上部に、レビューの件数や評価、価格帯など、リンク先ページに含まれてる情報の種類に応じて重要な情報を表示する機能。リンク先ページにどのような情報が含まれているかを正確且つ素早く把握できるようになり、効率よく探している情報を見つけ出せるようになるという。
たとえば、EP-901AやHT-03A、norton ghost 15などの製品名のクエリで検索すると、価格.comやconeco.netのサイトでリッチスニペットが表示されることを確認できる。現時点でGoogleは製品と飲食店のレビュー表示に対応しているが、今後拡大していく。
リッチスニペットを表示するためには、ウェブページの情報を構造化する必要がある。microformatsやRDFなどセマンティックマークアップをページ内に埋め込んだり、別途XMLファイルを用意し、Googleに提供(クロールする)ことで、対応可能になる。なお、リッチスニペットの表示有無はGoogleのランキングアルゴリズムが自動的に判定・決定するため、構造化データを提供したからといって必ずしも検索結果に情報が表示されるわけではない。
また、リッチスニペット表示をするためには、別途、専用フォームからGoogleに申請する必要がある。
Google、microformatsやRDFを使ったリッチスニペット、日本も対応 http://www.sem-r.com/google09/20091120144949.html
リッチスニペットで検索結果をより分かりやすく
http://googlejapan.blogspot.com/2009/11/blog-post_20.html
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直近1年間のGoogle新サービスのリリースおよび日本語対応のタイムラグのデータを分析・計算すると、リッチスニペットの日本対応予想は2009年11月~12月と計算できるのですが、ぴったり出てきました