米GoogleウェブスパムチームトップのMatt Cutts氏は2012年12月4日、同社が今年1月から2月にかけて送信したウェブマスター宛の通知メッセージのうち、不自然リンクに関係するものはわずか3% (25,000通以下)で、90%はSEOブラックハットがらみであるとの内訳を明らかにした。
同社は今年初め、ウェブマスター宛に合計70万通のメッセージを送信したことが話題となったが、時期を前後して不自然リンクに関するガイドライン違反通知を受けたウェブマスターも多数いたことから、Googleがかなりの数の不自然リンクの警告をしたのではないかとの噂が一部で広がっていた。今回の説明は、この誤解を説く意味もある。
Googleからガイドライン違反の指摘を受けた場合は、問題を修正した上で再審査リクエストを送信する必要がある。