[訂正と補足 219年11月21日] Barry Schwartz氏によると、本機能は FIFA World Cup 2018 の時から追加されている機能で、現状は進行中のスポーツに限定されているとのこと(参照:User comments in Google search restricted to live sports games)(そういえばそんな機能見たことある)。一般的な検索結果に広げるかどうかは不明だが、以下の記事本文で触れたように同様の試みは Google を含めて数多くの検索エンジンが失敗を繰り返してきた歴史でもあるので、個人的には「ない」と考える。
米Googleは、ユーザーが検索結果にコメントを追加できる機能を準備している模様だ。同社の公式ヘルプページによると、スポーツの試合など Google で検索した事柄についてコメントを残ることができるという。
検索利用者は、他のユーザーが投稿したコメントを読んだり、評価をつけることもできる模様。自分のコメントを確認できるページを見ると「進行中のスポーツの試合に関するコメントを Google で追加できます」(2018年11月20日時点)と表示を確認できる。
本機能は世界すべての地域・言語に展開されていない。
Google はソーシャルネットワーキングサービス・Google+の閉鎖を発表しているが、ソーシャル機能をあきらめたわけではない。店舗や施設のページをフォローしたりコメントを投稿する機能など、同社の他プロダクトで交流機能は引き続き提供されている。
ちなみに検索結果にコメントを残す、他のユーザーが閲覧できる機能としては2008年に SearchWikiをリリースしたことがある(関連記事:Google、検索結果をカスタマイズできる「SearchWiki」を提供開始)。もっとも検索サービスは即座に目的の情報にアクセスするために利用するユーザーが大半であり交流は求められていなかったこと、検索結果画面に追加される機能の大半は一般ユーザーが利用しない(※ この傾向はウェブ検索の歴史で何度も繰り返されている)といった複数の要因により、早々にサービスが終了している。2000年代後半に関心を集めた、検索結果をユーザーが自由に編集可能な検索エンジン(当時の mahalo など)も数年で廃れてしまった。交流機能は Google My Business の店舗など一部特定機能に限られると予想する。
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https://support.google.com/websearch/answer/7632798?hl=en&ref_topic=9153329
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