Overture のスポンサードサーチや Googleアドワーズ広告といった、テキストの有料リスティング広告を画面に表示させない"テキスト広告遮断ソフト"が登場するそうです。ZDNet より。
記事によると、ポップアップ広告遮断ソフトAdSubtractを開発している米InterMute社が、来月 Search Sanity というツールをリリースするそうだ。Search Sanity を使うと、検索結果画面に表示されるテキストのPPCリスティングを画面に表示させないことが可能になるそうです。結果、検索結果画面に表示されるWeb一覧はオーガニックリスティング(アルゴリズム検索によるWebページ一覧)のみとなるわけです。
ポップアップ防止機能がソフトウェアに標準装備される流れにあって、今度はリスティングの遮断と来ました。ポップアップの場合は意図しないウインドウが勝手に開くことであからさまに「うっとうしい」と感じられましたが、検索結果の方はどうなのでしょう。確かに広告が目障りだというユーザーはいると思いますが、検索結果の場合は無視して画面をスクロールすれば済むわけで・・・個人的には、別になくてもいいかな、と。
もっとも米国では検索結果が広告なのかそうでないのかの議論が常に行われており、(検索結果の中に広告が含まれているという事実を認識して、かつ)目障りだと感じるユーザーが少なくないのでしょうね。日本のユーザーは、検索結果に有料の広告が混ざっているという事実自体、ネット業界に係わっている人でなければ知らない事実でしょうし。
[Source]
検索テキスト広告遮断ツール登場へ [ZDNet JAPAN]
Software tool smothers sponsored search [ZDNet USA]