米Microsoftは2005年6月20日、ローカル検索サービスのベータ版をリリースした。あわせて衛星写真を利用した地域検索サービスMSN Virtual Earth(バーチャルアース)を開発するチームがMSN Searchに加わることも発表された。
ローカル検索はキーワードを利用して地域のビジネスを検索できるサービス。ローカルな情報を検索すると、ホワイトペーパーやイエローページから該当する検索結果が得られる。これらの結果はMicrosoftのMapPointの地図や、TerraServer-USAから提供される航空写真上に重ね合わせて表示される。
ローカル検索で適切な検索結果を返すためには検索ユーザの地理情報が必要だが、MSN Searchでは2月に発表しているNear Me searchを用いて特定している。現在のところ米国内のみ利用可能だ。
一方MapPointチームによって開発されたMSN Virtual Earthは今年後半にリリースされる予定。1つの地図上に天気や交通データ、45度の角度からの航空写真などを表示することが可能になる。