NTTレゾナント株式会社は2005年6月22日、携帯電話向け情報提供サイト「モバイルgoo」の検索機能を大幅に強化したことを発表した。
インデックス数においては従来、iモード向けサイトを中心に約350万ページ(35,000サイト)を検索対象としていたが、システム強化により検索対象を1,500万ページ(61,000サイト)に拡大した。
また、収集したページのサイト内とサイト外からのリンク数などをもとに人気度を算出し、そのスコアを掲載順位に反映させることにより検索精度を向上させた。同社は検索頻度の高いキーワード上位500語において、検索結果の最初のページ(上位5件)でオフィシャルサイトもしくは人気サイトを表示する割合が約3倍向上したという。
その他、各ページのキャリア判定機能が導入された。携帯電話向けサイトは、特定のキャリアの携帯電話からしか閲覧できないページも存在するなど、必ずしも目当てのページにアクセスできない場合がある。キャリア判定機能の導入により、ユーザが利用中の携帯電話キャリアに合った検索結果を表示できるようになる。iモード向けの1,500万ページのほか、EZweb向けの1,000万ページ、ボーダフォン向けの950万ページが検索対象となる。
NTTレゾナントでは今後も「モバイルgoo」の検索対象の更なる拡大を図り、携帯電話向け検索サービスにおいて最も使いやすいサービスを提供し続けていくとしている。
モバイルgoo