検索技術開発会社の米blinkx(ブリンクス)は2005年12月1日、英ニュースメディアTimes Onlineと提携、共同ブランドのツールバー「Times Online Smart Search」を提供すると発表した。
Times Online Smart Searchは「Contextual News」と「Smart Folders」機能を搭載。Contextual NewsはユーザーがPC上で閲覧しているコンテンツを自動的に解析、関連するニュースを自動的に表示できる。例えば、ユーザーがブラウザで今シーズンのプロ野球についての情報を閲覧していると、プロ野球ニュースや試合結果速報などのニュースを自動的に表示する。ユーザーが意識することなく、閲覧コンテンツにあわせてパーソナライズされたニュース配信を実現できるとしている。
Smart Foldersはあらかじめテーマの指定されたフォルダをダウンロードすると、定期的に関連ニュース情報をアップデートする。例えば「今日のヘッドライン」のSmart Folderをダウンロードしたユーザーは、定期的にTimes Onlineからトップストーリーへのリンクを受信できる。
Times Onlineは先日、米Microsoftと提携してサイト上にMSNサーチの検索ボックスを設置する契約をしている。
blinkxはデスクトップ検索ソフト「blinkx 3.5」やビデオ検索「blinkx.tv」を提供する新興検索技術開発会社。2005年6月8日に日本のサムライワークス株式会社と業務提携を発表し、日本語版「blinkx 3.5」を提供すると発表しているが、その後再三の延期で現在はリリースの目処が立っていない。
Download free Times Online Smart Search
http://www.timesonline.co.uk/section/0,,23711,00.html
blinkx
cf.