日本初のSEO書籍「アクセスアップのための[SEO]ロボット型検索エンジン最適化」の執筆者としても知られる住太陽(すみ・もとはる)氏は2006年4月20日、7種類のオンラインSEOツールを無償公開した。同氏が従来から提供してきたツールとあわせて合計9種類となる。
今回新たに公開されたのは、ブラウザとの通信時にサーバが送信するHTTPヘッダ情報を解析する「HTTPヘッダ情報解析ツール」、ウェブページに記述されたリンクの内容を解析する「アウトバウンドリンク解析」、検索エンジンロボットへのクロール対象/除外命令を記述するファイルを解析する「robot.txt解析ツール」、HTMLタグの利用状況を解析する「HTMLタグ利用状況解析」、メタタグ(description、keywords)を自動的に生成する「メタタグ生成ツール」、リダイレクト処理を解析する「リダイレクト検証ツール」、HTMLファイルのサイズを計測する「ファイルサイズ計測ツール」の7種。従来から公開されていた「キーワード出現頻度解析」と「検索エンジンロボットシミュレーター」も改良された。
住太陽氏は、SEOを活用する中心的なプレーヤーは増す広告を効果的に活用できず資金力もない中小規模の事業者であり、こうしたユーザーの役に立ちたいと思うと述べている。
アクセスアップのための[SEO]ロボット型検索エンジン最適化