株式会社セプテーニと株式会社サイバーエージェントは2008年1月23日、米SearchIgnite(サーチイグナイト)社が提供する検索連動型広告自動入札・最適化ツール「SearchIgnite」の販売を開始すると発表した。
SearchIgniteは大規模な検索連動型広告を金融工学理論に基づく入札ロジック「SearchIgnite Portfolio Optimization Technology(SPOTポートフォリオ最適化)」技術を利用。SPOTはキーワードのポートフォリオを組むことで検索連動型広告のビジネス成果を最大化する。最初にキャンペーンを設定した後は、SPOTが自動的にキャンペーンを更新して自動管理・最適化していく。入札管理はあらかじめ指定するルールベースで行われ、例えば売上げ、コンバージョン、利益、クリック数、CPA、ROAS、デイパートなどを基準にする。
日本国内で展開するにあたり、米SearchIgnite 100%子会社の株式会社サーチイグナイト ジャパンを設立、代表取締役に元ライブドアの大久保紀章氏が就任した。今後、同社が日本の拠点となり、セプテーニとサイバーエージェントにサポートを提供していく。両社は今後、日本の自動入札ツール市場において50%以上のシェア獲得を目的に展開する。
ちなみに金融工学理論を活用した検索連動型広告管理ツールとしては、米Efficient Frontierが有名。
SearchIgnite(サーチイグナイト)
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「自動入札管理ツールは必要か?不必要か?」はよく議論されるテーマです。ツールなので使う人次第ですね。Efficient Frontier、TDテクノロジー、SearchIgnite、Omniture SearchCenterと自動入札管理ツールが続々と日本に参入しています。