米Competeは2008年7月16日、2008年6月の米国検索エンジンシェアを発表した。
Competeの検索シェアデータは、マイクロソフトが米国で展開中の、Club LiveやMicrosoft Live Search Cashbackといった、検索行動にインセンティブを与える類のサービスを除外したデータと含めたデータの両方を発表しているのが特徴。Live Search Cashbackは5月21日に発表されたが、検索ボリュームが5月の9億7300万回から、6月は12億2300万回と、前月比25.7%、前年同期比で53.5%も増加した。MSN / Live Searchのマーケットシェアも、2007年6月の10.6%、2008年5月の9.9%から、約3ポイント増の12.7%まで伸ばしている。同じデータで比較するとGoogleは65.6%(前月比1.4ポイント減)、Yahoo!は17.6%(同1ポイント減)、Ask 2.6%(同0.2ポイント減)、AOL 1.1%(同0.1ポイント減)と各社が検索シェアを落とす中でマイクロソフトだけがシェアを伸ばした。
一方、Live ClubとCashbackを除いた検索シェアを見ると、1位 Google 69.0%、2位 Yahoo! 18.5%、3位 MSN / Live Search 8.2%、Ask 2.7%、AOL 1.1%となっている。
June Search Market Share Update: Windows Live Search Marketing Kicks In [Compete]
http://blog.compete.com/2008/07/16/search-market-share-june-msn-live-clublive-google-yahoo-ask-aol/
cf.