アイオイクス株式会社は2009年2月23日、モバイルサイト向けランディングページ最適化(Landing Page Optimization、LPO)ソリューション「DLPO mobile」をリリースした。
アイオイクスによると、モバイルサイトの場合、画面の表示範囲が狭く、多くの情報による過度なページスクロールや表示速度の遅延でユーザーにストレスを与えやすく、また、キーワード検索結果から閲覧するページ数は平均2.4ページ(D2C、2007)とPCサイトの平均3.6ページ(オプト、2006)と比べて約33%も少ない為、より一層ランディングページの重要性が高いという。
DLPO mobileは同社が提供するPC版同様に、A/Bテストや多変量解析、ターゲティングなどの豊富な機能を提供。ターゲティング機能は、自然検索キーワード、リスティング広告、各種ネット広告、曜日、時間、携帯キャリア、機種などを軸にユーザをセグメントし、最適なクリエイティブを表示することができる。
A/Bテスト機能は、ランディングページ全体またはページ内のコンテンツ単位で複数のクリエイティブをランダム表示してコンバージョンの高いクリエイティブを抽出できる機能。各時間帯に最適なクリエイティブを自動表示する機能を搭載し、コンバージョンの最大化が期待できる。
多変量解析機能はランディングページのコンテンツ要素毎に複数のクリエイティブを自動的に差し替えテストし、最もコンバージョン率が高い各組み合わせパターンと、どのコンテンツ要素がコンバージョン率に与える影響度が高いかを抽出する事ができる機能。これまでの多変量解析で課題となっていた膨大な数の組合せテストによる長時間テストの回避を、実験計画法と呼ばれる工学的手法を実装する事により可能としている。
DLPO mobile