米連邦通信委員会(FCC)は2009年7月31日、米AppleがApp StoreからGoogle Voiceアプリケーションを排除した件について調査を開始し、Apple、AT&T、Googleの3社に質問状を送付したことが明らかになった。米WSJなどが報じている。
Google Voiceは1つの電話番号で自宅や職場の固定電話、携帯電話など複数回線を一元管理できる無料サービス。たとえば、かかってきた電話をいずれの端末にも着信できるようにしたり、留守番電話の音声をテキスト化して検索する、SMSを送信するといったことが可能。Googleは6週間前にApp StoreにGoogle Voiceアプリの申請を行ったが、却下されたことが明るみになった。同アプリがAppleとiPhone独占キャリアのAT&Tと競合するためとの憶測が流れている。
FCC Looking Into AT&T Rejection of Google Voice App [WSJ]