中国・北京の Baidu Co. が開発した検索ソフトウェアの利用を妨害したとして朝陽(中国・遼寧省)の地方法院は23日、中国の検索エンジン会社 3721 に対して 600USドルの賠償金を支払うように命じた。 China Daily より。
3721 が Baidu Co. の開発したソフトウェアをユーザーが利用できないようにダウンロードしたり実行できないよう妨害していたことに対して Baidu Co. が提訴していた。Baidu Co. 側は損害賠償金として US$121,000、さらに公開謝罪を要求していたが後者は却下された。Baidu Co. は上級裁判所に控訴するかどうかを検討中とのこと。
一方この問題に対して 3721 は「これは一般的なソフトウェアに関わるコンフリクトの問題だ」と語っている。
また同じく23日、中国の大手ポータルサイト Sohu が同じく大手ポータル Sina に対して起こしていた著作権侵害訴訟は中国第1中級法院によって証拠不十分として棄却された。
※ Beijing 3721 Technology Co. Ltd = 北京三七二一科技有限公司 = 3721
Legal victory for search engine [China Daily / 2003-12-24 01:34]