しかし実態を見てみると、「顧客サイトのHTMLの小細工など、技術的なことに終始しているだけのサービスも少なくない。顧客にヒアリングして検索キーフレーズの設定もきちんと行わず、HTMLをいじっているだけのSEOサービスが氾濫している」(先の業界関係者)と言う。つまり本来はSEOというのはコンサルティング的なビジネスであるのにもかかわらず、そうしたコンサルティング的な要素を持つに至っていない企業が少なくないというのだ。しかし先に述べたように、SEOはその質と量を拡大し、コンサルティングとしての要素が重視される局面に入りつつあり、こうしたレベルのサービスしか提供できないSEOは今後、淘汰されていく可能性は高い。[佐々木俊尚, "刻々と変容する検索エンジンマーケティングのビジネスチャンス", CNET JAPAN, 2005/06/15 12:36]
まったくその通りですね。SEOの競合分析調査を行っていると、きっとSEO会社に依頼しているに違いないサイトを見かけることが多いですが、単に「キーワードを埋め込みました!」的な、SEOでマーケティングの視点が全く欠けた、成果には決して繋がらないような「順位売り」のSEOが目につきます。