2005年11月5日(土)に明治大学生田校舎にて開催された公開講演会「サーチエンジンを使いこなそう」にて、グーグル株式会社 研究開発センター・エンジニアリングディレクター、マグラスみづ紀氏による講演がありました。
内容は「WPC EXPO 2005」(10月28日)にて同氏が行ったものに準じており、Googleの歴史、Googleのミッション『世界中の情報を整理して、世界中の人がアクセスできて、使えるようにすること』、それを実現するために「包括性」「グローバルに」「どこからでも」「パーソナライズ」の4つを挙げそれぞれについて説明されました。最後はGoogleのエンジニアが撮影1ギガで撮影した写真を見せ、写真をズームすることで遠くに見える赤い点や壁の模様が確認できることを紹介し、今後もこのように取り扱う情報量は莫大的に増えていくことを指摘(書籍換算で30秒に1冊の割合)、それでもGoogleの目標は変わらず、先にあげたミッションを達成すると話していました。最後にGoogle Earthのデモが行われました。途中、会場からの質問に答える形でグーグル広報の斉藤氏からの説明も随時入りました。
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大学の情報科学系主催のうえに生田校舎は場所が場所だけに人が少ないかと思いきや、会場は人で一杯でした。グーグルへの関心の高さがあらためてわかりました。残念だったのは主催者のマネジメントの悪さ。慣れていないのでしょうが、もう少しきちっと仕切ってほしかったです。