Google東京研究開発センターのエンジニアリング・ディレクターマグラスみづ紀氏のインタビュー記事が21日付の日経産業新聞に掲載されています。その中で、次のような発言がありました。
「外からあまり見えないかもしれないが、グーグルの検索結果で自分のサイトを上位に表示させようとするいわゆるSEOなど、検索結果をゆがめる技術に対する対策に、膨大な開発資源を投入している」[探求者に聞く(3)面白そうなら試みる、「コンテンツ連動」爆発的(ネット第二紀)2006/02/21, 日経産業新聞]
”SEOなど~検索結果をゆがめる技術”という部分の同氏のニュアンスがわからないのですが、例えば米GoogleのMatt Cutts氏は「SEOとスパムは違う」という立場をとっています。また、過去にMatt氏は、ユーザーにとって良い(有益な)Webサイトを構築した時、それが検索エンジンが見てもそう(=有益だと)判断できるようなWebサイト作りをしている限りは SEO は全く問題ないという判断もしています。SEOの定義について社内でも相違があるのでしょうね。
参考
マグラスみづ紀氏のインタビュー(動画)