Google Webmaster Central Channelにて米GoogleのMatt Cutts氏が"Will SEO still exist in 5 years?"(SEOに未来はあるか?)という質問に対する回答を行った。
Matt Cutts氏はこの質問に対して「YES(存在する)」と答えた。同氏はSEOをレジュメを磨き上げることにたとえ、SEOとはウェブサイトをより多くの人に閲覧してもらうための施策だと説明した。SEOスターターガイドなど、SEOに価値がないと思っていたら作成して配布したりせず、SEOはスパムではなく、ホワイトハット(※検索会社、利用者、サイト運営者皆の利益になる手法)なSEOは数多く存在すると述べた。
cf.
Google Matt Cutts 講演「What Google Knows About Spam」 - Web 2.0 Expo :: SEM R
Google は SEO についてどう考えているか? :: SEO FAQ
ファインダビリティ(Findability)/ビジビリティ(Visibility)
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発信したコンテンツの検索性を高め、探しやすくする(findable)ことで、検索エンジンを通じてユーザが必要な情報を容易に得られるようにする施策がSEO。というSEOの本来の機能を踏まえた上で自分が運営するサイトでどう活用できるかを考えていく必要があります。
・・・と、私がSEOを学んでいた(1997~2001年頃)は、米国のどの専門家の方もうるさいくらいに繰り返し上記の基本的な考え方を説いていたものです。が、今日日本でSEO学ぼうとすると、なぜか変な小手先テクニックから入ろうとする人が少なくなく、生産性の低いスパム的なものに走ってしまいます。比較的著名な方でも、ことSEOに関しては意味不明な発言する人も見かけるのは残念な話。