米Googleウェブスパムチーム Matt Cutts氏は2007年7月25日、同氏のブログで事例を紹介しつつキーワード詰め込みスパムへの警告を行った。
キーワード詰め込みスパムは検索エンジンスパムの1つで、背景同色や極小サイズのフォント、あるいはiFrameやnoscript、noframe、CSSなどを駆使してブラウザ上には表示されないがHTMLソースコード上に50KBに及ぶ大量のキーワードを埋め込む行為。ターゲットとするキーワードとページが関連高そうに見せかけることでランキングをあげる手法。
Cutts氏は具体的な(実在する)ページを示し、ページ左下隅に大量のキーワードを textarea 内に埋め込んでいることを指摘。ガイドライン違反としてGoogleインデックスから削除したという。Cutts氏は、「ウェブマスターは自身が管理するウェブサイトにおいて何をするかは自由だ。しかし我々Googleは検索結果のレリバンシーを維持する最善の策を実施する権利がある」と述べている。
SEO tip: Avoid keyword stuffing [Matt Cutts: Gadgets, Google, and SEO