産経新聞の記事によると、日本ビデオニュース株式会社が2005年12月26日、検索連動型広告に広告掲載を拒否されたのは不当だとしてオーバーチュア株式会社に広告掲載と3,900万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。
オーバーチュアは検索キーワードに連動して関連広告を表示する検索連動型広告を運営している企業。オーバーチュアが受け付けた広告はYahoo!JAPANやMSN、NIKKEI.NETなどの検索エンジンやポータルサイトに掲載される。
日本ビデオニュース社は2005年3月以降、オーバーチュアの提供する「スポンサードサーチ」に広告を掲載してきたが、2005年5月以降、、「靖国参拝」「憲法9条」などの用語を含む広告掲載が認められなくなった。最終的に「キーワードをはじくのではなく、サイト自体弊社(オーバーチュア)がお受けできないと判断させていただいた。批判広告の掲載はお断りしており、情報をお求めの検索ユーザーに対し、特定の組織・団体への批判が含まれるビデオニュース・ドットコムの記事を「広告」として提供することは不適切と判断」(要約、GripBlogより)として広告掲載が不可能になった。
広告拒否は不当と提訴 ネット上の掲載めぐり [産経新聞]
http://www.sankei.co.jp/news/051226/sha059.htm
cf.
ビデオニュースドットコム、オーバーチュアを提訴 [GripBlog]
http://www.surusuru.com/news/#000810
検索連動型広告運営会社(ヤフーの子会社オーバーチュア)を提訴~恣意的な広告掲載拒否を理由に [情報流通促進計画]
http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/d0ead0cce2a3316baadb2bb20cae274e