Internet Watchの記事によると、Googleが書籍検索サービス「Googleブック検索」日本語版の提供に向けて出版社からの書籍登録受付を開始した。
書籍検索についてGoogleは英語圏で2003年よりGoogle Print(現在はGoogle Book Search)としてサービスを提供。今年2月にはブック検索に関連する人材を日本国内で募集していたことから日本市場向けサービスを準備していることは確認されていた。
出版社がGoogleに書籍を送付するとGoogleが書籍をスキャンしてデジタル化し、キーワードで検索可能にする。ネット上で閲覧できるのは検索にヒットしたページの前後数ページに限られ、全文が閲覧できるわけではない。書籍の抜粋ページには表示中の書籍を購入できるオンライン書店へのリンクを紹介することで購入を促す。Googleはブック検索を「無料の世界規模のマーケティング システム」としており、多くの人に書籍の存在を知ってもらうことでより多くの書籍が販売できるようになるとして、出版社に参加を募っている。
cf.
Google ブック検索ヘルプ センター
http://books.google.com/support/partner
Google ブック検索ヘルプ センター(全文)
http://books.google.com/support/partner/bin/index.py?fulldump=1