2006年7月1日19時時点で、エキサイト株式会社運営のポータルサイト「Excite」の検索サービスに掲載される検索連動型広告が、オーバーチュア株式会社が提供する「スポンサードサーチ」広告に変わっていることが確認された。ウェブ検索もGoogleロゴが取り外されており、Yahoo!検索に切り替わった模様だ。
従来エキサイトは検索サービス全般でGoogleと提携、Googleウェブ検索とアドワーズ広告を利用していた。エキサイトは自身の検索サービスをDIONやODNなど複数の他ポータルにも提供しているため、これらエキサイトと提携する全てのポータルにおける広告もアドワーズ広告に切り替わる。Yahoo! ( www.yahoo.co.jp )とGoogle (www.google.co.jp )の検索シェアの観点からは影響は軽微ではあるもののオーバーチュアのリーチが広がったことは確かだ。
スポンサーリンクとは、検索キーワードまたはページの内容に応じて表示される有料の広告サービスです。オーバーチュア株式会社により提供されるスポンサードサーチ広告、株式会社クロスリスティングにより提供されるレモーラ リスティングを、エキサイトの検索結果やカテゴリページなどに表示しています。[エキサイト:スポンサーリンクの説明より]
エキサイト
[UPDATE] Exciteのウェブ検索について、本文にて「Yahoo!検索」と表記しておりますが、正確にはfresheyeやasahi.comのウェブ検索で採用されている"Yahoo! Search"です※。search.yahoo.co.jp が表示する検索結果とは若干異なります。この"Yahoo! Searchについては オーバーチュアの公式サイト (www.overture.jp)の画面中央付近にある検索ボックスから確認できます。
[UPDATE-2]
掲載内容表示 :
<スポンサードサーチ>
excite:検索 「スポンサーリンク」欄内 最大5件
<コンテンツマッチ>
excite:カテゴリー 「スポンサーリンク」欄内 最大5件
excite:天気 「スポンサーリンク」欄内 最大3件
excite:郵便番号 「スポンサーリンク」欄内 最大3件
excite:地域ニュース 「スポンサーリンク」欄内 最大3件
excite:乗り換え案内 「スポンサーリンク」欄内 最大3件
excite:辞書 「スポンサーリンク」欄内 最大5件
※ このウェブ検索のことを一般的に何と呼ぶのか不明
[UPDATE-3]
オーバーチュア株式会社社長・ジェームス・キム氏は「スポンサードサーチの表示先が増えるという量的な変化だけでなく、エキサイトの特徴のひとつであるM1、F1層へのリーチや、弊社にとって初となるISPサイトでの表示など、質的な変化にも期待しています。」と述べ、今回のパートナーシップで、広告主様に新たな顧客獲得の機会が提供できるとしている。
※ M1・F1層:男性(Male)、女性(Female)で20歳から34歳の母集団を意味するマーケティング用語。