株式会社NETPIA(ネッピア)は2006年9月4日、自国語インターネットアドレス(Native Language Internet Address)サービスにおける日本国内サービス、「日本語インターネットアドレス(JAddress)」の優先登録サービス(サンライズ・ピリオド)を開始すると発表した。
NETPIAの日本語インターネットアドレス(JAddress)は2006年1月23日から開始した「テスト登録サービス」期間を経て、2006年9月から商標権者のための「優先登録サービス(サンライズ・ピリオド)」を2006年9月5日から10月15日まで実施し11月以降、一般ユーザーを対象とした先着登録制の正式なサービスを提供する予定。2006年はキーワード登録数10,000件を目標に展開する。
日本語インターネットアドレス(JAddress)とはブラウザー上のアドレスバーに直接日本語(ひらがな、カタカナ、漢字、数字、英字)でキーワードを入力することで目的のウェブサイトにリンクするサービス。NETPIAが提供する「自国語インターネットアドレス」は、韓国・タイ・トルコに続いて本年から米国での商用サービスが始まり、近い将来15カ国でサービスを予定している。日本ではJWordが同様のサービスを提供しているがNETPIAのサービスはデバイスを選ばないのが特徴で、日本国内の携帯サービスやネット家電も視野にサービス拡大を検討している。
NETPIA日本法人の「小島拓人」代表は、優先登録サービス開始にあたり「既に韓国ではNETPIAによる韓国語のインターネットアドレスが普及してインターネットは英語ではなく母国語のアドレスで行うという“常識”が社会通念となっています。弊社はこの“常識”を日本でも広め、もってこのアジア発のネット技術により世界の9割を占める非英語圏を含むインターネットサービスの拡大に貢献したいと念じております」と抱負を述べている。
株式会社NETPIA