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Google,アドワーズ広告品質評価システム変更 - First Page Bid 導入など

Googleは2008年8月22日、アドワーズ広告の広告品質評価システムを変更することを発表した。「最小入札金額の廃止とFirst Page Bidの導入」「非表示ステータスの廃止」「品質スコアのリアルタイム評価」が行われる。これら変更は今後数週間内に実施される予定。

Googleは2005年夏に品質スコア(Quality Score)導入やそれに基づく最小入札金額の設定など、広告の品質やレリバンシーを高めることを目的としたシステム変更を加えていた。今回、広告主やユーザーからのフィードバックをもとに、あらためて広告品質評価システムに変更を加える。

まず第1に、品質スコアの算出を検索クエリごとにリアルタイムで行うように変更する。このため、アドワーズ広告は常に最新の、より正確な広告の品質スコアを利用して広告の掲載やその位置を決定するようになる。この仕組みにより、Google検索ユーザーにこれまで以上にレリバンシーの高い有益な広告が掲載されるようになるという。

第2に、品質スコアがクエリごとに評価されるため、従来の最小入札金額が廃止され、かわりにFirst Page Bid(ファースト・ページ・ビッド)という新しい指標が導入される。First Page Bid とは Googleウェブ検索結果1ページ目に広告を表示させるにはどれくらいの入札金額 が必要かの目安となる値であり、この金額はキーワードのパフォーマンスや品質スコア、キーワードの最新の競合状況により決定される。First Page bidは予測値であり検索結果1ページ目へ保証される値ではないが、旧来の最小入札価格と比較して、1ページ目への掲載目安がわかるため入札戦略における参考情報として有益になるはずだとGoogleは説明する。

第3に、品質スコアのリアルタイム評価にともない「非表示ステータス」が廃止される。キーワードが一時停止または削除されておらず、かつ品質スコアと入札金額の組み合わせで掲載条件が満たされる場合、広告は表示されるようになる。

今回のシステム変更により、検索ユーザーの地域や時間、その他様々な関連性の要素を考慮して、広告がオークション参加対象(つまり、広告が掲載されるかどうか)になり得るかを決定する。たとえば、本社が北海道にあるお弁当のデリバリー会社がキーワード「弁当」を設定しており、夜よりも昼、中部地方での広告パフォーマンスが高い場合、同広告主の広告は中部地方で、昼間により多くの広告が表示される可能性が高くなる。

広告品質評価システム変更のお知らせ [Inside AdWords]

http://adwords-ja.blogspot.com/2008/08/blog-post_22.html

Quality Score improvements [Inside AdWords]

http://adwords.blogspot.com/2008/08/quality-score-improvements.html

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