米Googleは2009年1月20日、動画コンテンツを検索エンジンに簡単にクロールおよびインデックスさせる方法について紹介した。
同社は先週、動画サイトGoogle Videoでのアップロード機能の停止を表明したが、今後は総合的な動画検索エンジンの構築に注力していき、ユーザがいつでも、どのサイトからでも目的の動画をGoogleやGoogle Videoを通じて探し出せるようにしたいという。しかし一方で、動画コンテンツをどのようにGoogleに登録すればいいのか知らない人は多い。
今回、Googleは動画コンテンツの登録方法をわかりやすくした。1つはSitemapsによるGoogleへの登録プロセスの簡略化。2つ目はVideo Sitemapsのサポート対象にMedia RSSフィードを追加した。ユーザはSitemapsのファイルタイプを指定する必要はなく、Google側で自動的に判別する。
また、ユーザがより多くの情報を提供することで、Googleもより適切に動画のクロールが行えることにも言及。方法として、Sitemapsの中にランディングページURL、動画サムネイルURL、そしてタイトルと説明文を追加することを勧めている。これらの情報が与えられることで、Googleはより的確に動画コンテンツの場所とそれに付随する情報を関連づけ、コンテンツが検索されやすくなる。
なお、Googleは1月14日にGoogleビデオの動画アップロード機能を中止することを表明した。今後、動画がホストされている場所にかかわらず、世界中のユーザが目当ての動画を探し出せる、動画検索技術の開発に注力していくという。
Calling Video Publishers [Google Video Blog]
http://googlevideo.blogspot.com/2009/01/calling-video-publishers.html
Turning Down Uploads at Google Video [Google Video Blog]
http://googlevideo.blogspot.com/2009/01/turning-down-uploads-at-google-video.html
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VSEO (Video Search Engine Optimization)の基本。動画を取り扱う方で検索から見つけやすくしたい人はこの知識は必要。Video Sitemapsは確かにクロールとインデックスを早く処理してくれます。