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Google、役に立たない「0件表示」ページのサンプルを募集中

米Googleウェブスパム担当トップのMatt Cutts氏が、ユーザの検索体験を改善するための対策の1つとして、「noresults」(ゼロ結果)ページに対するフィードバックを受け付けている。

noresults(検索結果ゼロ件)とは、ページは存在するが口コミや価格情報がゼロ件でユーザにとってコンテンツの価値が全くないページのこと。特に口コミ系サイトや価格比較系サイトで時折遭遇する。サイト全体が検索エンジンフレンドリーなつくりとなっているために、キーワードさえ存在すれば検索にヒットしやすくなる一方、情報がゼロ件のページも検索にヒットするために、検索エンジン経由で訪問したユーザの不快感を招く。

たとえば、Googleで「 TravelMate 5320」と検索すると、価格.comの当該商品ページが1位に表示されるが(2009年3月3日 12:30時点)、クチコミも価格情報もゼロ件であり、訪問者にとって何の価値もないページとなっている。同様に、はてなキーワードの中には「『封神演義』研究スタッフ」のように、「このキーワードはまだ作成されていません。 」の表記とともに広告しか表示されないようなページが多数生成されてしまっている。

ただ、このようなゼロ結果のページは、サイト運営者が悪意を持って行っているわけではなく、商品DBから自動的に生成されたページの一部が、この例のように価格もクチコミ情報も集まらないために結果的に無意味となってしまっているケースが大半。

しかしながら、検索利用者の検索体験を損ねてしまっていることも事実であり、こうしたページは「誘導ページ」「自動生成されたコンテンツ」などGoogle検索ガイドラインにも違反している。Googleはこうしたケースでは、サイト全体ではなく、問題となる低品質なページを個別にインデックスから除外する措置をとっている。

自動生成されたコンテンツ: プログラムによって生成されたコンテンツです。多くの場合、読者にとって意味を持たないでたらめな段落文で構成され、検索キーワードが含まれていることがあります。[Googleヘルプ]

誘導ページ

通常、誘導ページは特定のキーワードやフレーズ用に作成された品質の低いページの集まりです。ほとんどの場合、特定のフレーズに対して検索結果の上位に表示して、ユーザーを 1 つのページに誘導する目的で作成されます。複数のドメインまたは同じドメインのどちらに配置するかに関係なく、誘導ページはユーザーの利便性を低下させる傾向にあるため、ウェブマスター向けガイドラインに違反します。[Googleヘルプ]

今回Matt Cuttsは、具体的にどんなゼロ結果ページに不満を持っているか知るために、具体的なサンプル(URL)を送ってほしいと呼びかけている。Matt Cuttsにサンプルを送るためには、ウェブマスターツールにログインし、Report spam in our indexに移動。Additional detailsのところに単語「noresults」を入れ、具体的な例を簡潔に記述すること。

Give Google feedback on “noresults” pages

http://www.mattcutts.com/blog/empty-review-sites/

[追記] はてなの事例も追加しておきました

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