GMOインターネット株式会社は2009年4月22日、SEOや検索連動型広告などSEM事業の株式会社イノベックスへの資本参加を発表した。イノベックス代表取締役の鈴木明人氏らの持つ株式510株をGMOインターネットが譲り受け、全株式の51%を所有する。
あわせて、イノベックスは5月18日に「GMO SEOテクノロジー株式会社」へ社名変更し、鈴木明人氏はGMOインターネットWEBプロモーション研究室の首席研究員に就任する。
GMOインターネットにとってSEM事業は2008年の売上高が前年比34.6%プラスになるなど大幅な成長により事業全体の牽引役となっている。この成長を加速させ、強固なものとするためにSEO専業企業に資本参加することで競争力強化を図る。
GMOインターネットは2006年3月1日に、SEO事業の強化を目的に、アイオイクス株式会社と提携し、「GMO SEO+」を販売したほか、月額15万円の成果報酬SEOやモバイルSEOなど、アイオイクスと共同でサービス開発も行っていた。また、GMOとアイオイクスはSEOを活用したロングテールメディアを目的にGMOマーケティングも設立している。一方で、黒にんにく事件をきっかけに同社の手法に批判も集まっていた過去がある。
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アイオイクスとの関係はどうするのでしょう?