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米Adobe Systems、オンライン広告管理プラットフォームのEfficient Frontier買収を発表

米Adobe Systemsは2011年11月30日、オンライン広告管理プラットフォームを開発・提供する米Efficient Frontier(エフィシェント・フロンティア)を買収すると発表した。規制当局の承認を経て2012年第1四半期に買収を完了する予定。

Efficient Frontierは2002年以来、検索広告におけるポートフォリオ理論に基づいた自動入札プラットフォームの開発・販売で成長してきた、この分野のパイオニア企業で、今日はサーチ、ディスプレイ、ソーシャルメディア広告といった主要なデジタル・マーケティング・チャネルを最適化する、統合パフォーマンス管理プラットフォームを提供している。マーケッターはEfficient Frontierのプラットフォームを通じて、キャンペーンのコントロールや効果的な運用をするためのインサイトを得ることができる。

米Adobeは2009年9月にWeb解析大手のOmnitureを買収後、デジタルマーケティング及び広告の作成・管理・実行・最適化・効果測定の中核を担う Digital Marketing Suiteの開発を進めてきた。Efficient Frontierの買収により、同分野の事業競争力の強化を狙う。同社は、広告主やエージェンシーに対して多くのメリットをもたらすと説明している。なぜなら、ソーシャル、ディスプレイ、サーチそれぞれの広告や、マルチチャネルキャンペーンを統合的に管理できること、メディアバイヤーがチャネルごとに適切な広告予算配分が可能になること、Efficient Frontierのポートフォリオ最適化システムとSiteCatalystデータの結合により効率的なサーチ戦略が実行できることなど、広告主やエージェンシーが期待するソリューションが提供できるようになるからだ。

具体的には、サーチ領域では既存の検索広告管理プラットフォーム・SearchCenter+ とEfficient Frontierを組み合わせることで、ミッドレンジからハイエンドクライアントまで対応した、最先端のサーチオプティマイゼーションソリューションを提供する。

ディスプレイ広告領域は、Efficient Frontierが持つRTB (real-time bidding)システムや最適化アルゴリズムと、Adobe Digital Marketing Suite が持つサイトトラフィックやコンバージョンデータを組み合わせ、マーケッターに完全なディスプレイ広告キャンペーンを提供する。

ソーシャルマーケティング領域は、Efficient FronterのContextOptionalソリューションとの統合により、顧客のFacebookやGoogle+上のキャンペーン管理を支援できるようにする。複数のクリエイティブ要素をアップロードして自動的に組み合わせ広告を作成する機能なども提供する。

Efficient Frontier

http://jp.efrontier.com/

Adobe to Enable Better Digital Marketing Decisions with Efficient Frontier

http://blogs.adobe.com/conversations/2011/11/efficient-frontier.html

Acquisition Enhances Ad Optimization Capability for Social, Search and Display Campaigns

http://www.adobe.com/aboutadobe/pressroom/pressreleases/201111/113011AdobetoAcquireEfficientFrontier.html

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速報として。後ほど詳細記事を掲載予定。

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