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エフセキュア、Googleなど検索エンジンの品質低下を指摘

フィンランドのセキュリティ企業・エフセキュアがGoogleなど検索エンジンによる精度の高い情報収集が困難になっていると警鐘を鳴らしている。

同社が提供する、ユーザーが危険なサイトにアクセスすることを未然に防ぐための「ブラウザ保護」機能に持ちいるウェブレピュテーション(Reputation)のデータベースに、毎月数百万ものクオリティの低いウェブサイトが新しく追加されているという。カリフォルニア大学バークレー校の客員研究員を務めているヴィヴィック・ワンドワ氏は、コンテンツ事業者やスパム業者が日々大量の低品質なサイトを生産することで、ウェブを巨大なゴミ捨て場のようにしていると指摘。こうしたサイトはGoogleにとっての広告主でもあるため、Googleは見て見ぬふりをしていると批判する。

Googleは検索品質が低下しているとの指摘を受けて、2011年1月に精度の高いコンテンツ品質評価を行うためのアルゴリズムの見直し(通称パンダ・アップデート)を発表し、こうしたクオリティの低いウェブサイトが検索上位に表示されないよう対応を続けている。第1フェーズのアルゴリズムの見直しは検索全体の11.8%が影響を受けると発表されているが、イギリス医師会雑誌 (British Medical Journal)やGoogle自身が運営するGoogleプレイスまでも検索上位に上がらなくなるなどの問題も引き起こしている。

検索エンジンによる情報収集のクオリティが低下、エフセキュアが注意喚起 [F-Secure リリース]

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