SEMリサーチ

企業で働くウェブマスター向けに、インターネット検索やSEOの専門的な話題を扱います

Google、ハイパーリンクでないURLもクロール対象に

米Google・John Mueller氏によると、ハイパーリンクでない(通常のテキストで記述された)ドメインやページのURLも、クロール対象ページの発見(content discovery)に活用しているとのこと。

ハイパーリンクではないため、PageRank などのリンクの評価として用いられることはないが、新しいドメインなど新しいURLを発見すればクロールやインデクシングを試みるという。

Google Confirms URL Citations Can Help Pages Get Indexed

http://ignitevisibility.com/google-confirms-url-citations-can-help-pages-get-indexed/

#

コンテンツ発信側(≒サイト運営者)のベストプラクティスとしてリンクは検索エンジンがクロール可能な形でハイパーリンクとするという原則がありますから、上記情報により何かが変わるわけではありません。一方で、自分のサイトについて誰かが言及したときに、タイプミスだったり何かの理由でハイパーリンクとして記述されなかった場合でも、クロールには役立つかも知れないという話です、その程度でしょうか。

この「ハイパーリンクでないリンクを Google はどう扱うのか」という話題は10年以上前から時折耳にすることがありましたが、(繰り返しますが)結論がどっちだろうとサイト運営者にとってはどうでもいいことなので、結局明確な答えは出ていなかったのですが、そういえば誰も公の場で Google にこの手の質問をしていなかったんですかね。

COPYRIGHT © 1997-2021 渡辺隆広(わたなべ たかひろ) ALL RIGHTS RESERVED.

お問い合わせ(お仕事の相談、講演依頼など)

SEMリサーチ(www.sem-r.com)に掲載している文章及び図版の無断使用及び転載を禁じます。著作権侵害行為には厳正に対処します。

免責事項:SEMリサーチは、本記事中で触れている企業、商品、サービスの全て(情報)について、有用性、適合性、正確性、安全性、最新性、真実性に関する一切の保証をしておりません。各自の判断でご利用下さい。