米Google は2014年6月26日、検索結果画面において著者のプロフィール写真とフォロワー数情報の表示を中止することを発表した。全世界が対象で、数日内に順次表示を中止する。
同社 John Muller氏が個人の Google+ での投稿で明らかにした。同氏はパソコン版及びスマートフォン版の検索結果画面をわかりやすいものに変えていくための一貫であると説明している。同社内のテストで今回のデザイン変更によるクリックスルーへの影響はないとしている。
今回の決定は、検索結果画面に著者情報をどのように反映するのかというユーザーインターフェースに関する変更に過ぎない。つまり、Authorship マークアップそのものは Google が今後も引き続きサポートしていくので、たとえば In-depth articles 対応のために Authorship が推奨事項の1つであることも変更はない。
CNET やスターバックスの事例が示すように、自然検索結果画面におけるクリックスルーレート改善は Authorship 導入の強いインセンティブになってきた。今後も Authorship そのものはサポートされるとはいえ、サイト運営者にとっての動機づけが失われることで、Authorship の普及への影響は避けられそうにない。
#
視覚情報はリンク先ページの品質や関連性推定に大して役に立っていないということでしょうか。