NTTドコモが、米最大のISP、America Online, Inc. (AOL) との合弁会社、株式会社ドコモAOL の全株式を米AOLに売却、合併を解消する検討を始めたそうです。
ドコモAOLは1996年5月、AOLの5カ国目の海外展開として発足していました。ドコモAOLへの現在の出資比率は 株式会社NTTドコモ 43.2%、America Online, Inc. 41.2%、三井物産株式会社/(株)日本経済新聞社 15.6% となっています。
NTTドコモ、AOLとの合弁解消へ 利用伸び悩みで [Mainichi Interactive]
2003.12.17 追記
株式会社ドコモAOL は17日、社名を「AOLジャパン株式会社」(America Online, Inc. 100%出資会社)に変更することを発表しました。代表取締役社長兼CEO(最高経営責任者)にブレット・ウェイン氏が就任。
また、Mainichi Interactive によるとNTTドコモ、三井物産、日本経済新聞、日経BPの4社が同日、保有するドコモAOLの全株式を米AOL に譲渡することに合意、同日売買契約を締結したと発表しました。AOL側から株式取得を申し出た模様。
AOLジャパンが米AOLの100%子会社になったことで、NTTドコモ出身の役員は全員退任。携帯電話と固定網の連携サービス AOLi など既存のサービスは今後も継続されるとのこと。
ドコモAOL、 社名を「AOLジャパン株式会社」に変更 - 代表取締役社長兼CEOにブレット・ウェインが就任
NTTドコモなど4社がドコモAOLの株を売却 [Mainichi Interactive]
ドコモ、ドコモAOL事業撤退。ドコモAOLは米AOLの100%子会社に [Internet Watch]