4月1日より、ジェイ・リスティング株式会社がISP系ポータル BIGLOBE の検索サイト "Attayo" に検索ディレクトリ「Jディレクトリー」の提供を開始したニュースをお伝えしました。この時点で BIGLOBE のカテゴリ検索を試してみた方はきっと覚えていると思いますが、当時はとにかく「登録データが少なかった」!
Jディレクトリーとはどんなものかと、4月2、3日に色々と BIGLOBE でカテゴリ検索をしてみたのですが、とにかく収録データ数が少なかったのです。ユーザーにディレクトリ検索を利用してもらうためには、それなりの情報量、つまり掲載サイト数が必要。当然、サービス開始時点でめぼしいサイトは(ジェイ・リスティング側にて)登録をしておく方が望ましいわけです。データ数が少なすぎて使い物にならないのでは採用した BIGLOBE も不幸です。
しかし、ジェイ・リスティングの(Jディレクトリーにおける)ビジネスモデルは「サイト審査(登録)料金による収入」ですから、あまり登録しすぎてもいけません。本来サイト審査料金を徴収できるのにジェイリスティングが自ら登録してあげたら機会損失になります。
そんな事情を考えて、きっとデータをほんとど登録していないのだろうな…でもこれはひどい…
と考えていたら、4月9日時点でディレクトリ掲載サイト数が大幅に増加していることが確認できました。あまり正確なデータをとっていなかったのですが、おおよそ各サブカテゴリとも30〜150程度で増加しています。ジェイ・リスティングからは4月7日にプレスリリースにて正式にアナウンスされている のですが、これに応じたものと思われます。今まではプレビュー状態だったのでしょうか。
傾向として有名なところ、人気のあるサイトを中心に掲載しているようです。掲載されたサイトの方はラッキーですね。
ちなみにSEMリサーチも『ビジネス・経済・産業 > 技術 > IT技術動向、業界動向 > インターネット > サイト運営 』というカテゴリに掲載してもらえました。ただし、例えば SEMで検索した時の検索結果。同じものをいくつも並べてもしょうがないですよね。これは修正してほしいところです。
Jディレクトリーの検索は BIGLOBEカテゴリ検索 から行えますので、自分のサイトが掲載されているかどうか確認して見ましょう。