ICANN認定の紛争解決プロバイダ、米National Arbitration Forum(NAF)は2005年7月8日、「googkle.com」「ghoogle.com」「gfoogle.com」「gooigle.com」などGoogle.comと紛らわしいドメインの法的権利はGoogleにあるとの裁定を下した。米Googleはこれらドメインの法的権利は自社にあるとして今年5月に調停を申し込んでいた。
NAFによると、Sergey Gridasov氏はGoogleが自社のドメインを登録した1999年以降、2000年から2001年にかけて「googkle.com」「ghoogle.com」「gfoogle.com」「gooigle.com」を登録し、これらドメインに誘導してきたユーザにウイルスやトロイの木馬、スパイウェアなどをダウンロードさせようとしていたという。
NAFはSergey Gridasov氏にこれらドメインの所有権はなく、Googleの商標と混同するものでありこれらドメインから利益を得ようとする不正なものであると判断した。
National Arbitration Forum Issues Decision on Google Web Addresses