日本経済新聞2005年9月13日付けの記事によると、株式会社オプトが株式会社コムスクエアが開発した着信課金型電話システムの販売権を取得、かけられた電話件数に応じて課金するペイパーコール広告の販売を今月中に開始する。
ペイパーコール(Pay Per Call)とはコール課金型、つまり広告に表示された電話番号にユーザーが電話をかけた件数に応じて広告費用を請求する仕組みの広告。電話番号はネット広告専用に割り当てられた番号で、データセンターを通じて企業や店舗に着信することでコール件数を追跡することが可能になっている。
コムスクエアは今月1日に成果報酬型(アフィリエイト)広告に対応した電話システム開発を発表していた。広告ごとに掲載用の11-21ケタの専用の電話番号を割り振り、データセンターを通じて通話量を把握する。Webや携帯サイトのほか、メルマガや紙、電波など、媒体形式を問わずコール課金型広告と広告効果測定が可能。飲食店情報のサイトなどの運営会社のほか、フリーペーパーなどを発行する出版社などを顧客に想定しているという。
米国ではIngenioやFindWhat.comが既にペイパーコール広告を展開しており、ローカル検索に連動した広告掲載などを行っている。Webサイトがない企業でも利用できる点が魅力となっている。
株式会社コムスクエア
株式会社オプト
cf.