不動産ポータルサイト「賃貸HOME' S」などを運営する株式会社ネクストは2006年1月5日、不動産業界におけるインターネットを中心とした広告宣伝活動の実態についてのアンケート調査結果を公表した。
調査は「HOME’S」に加盟している会員不動産会を対象に2005年8月8日から2005年10月12日にかけて行った。有効回答数は523社。
調査結果によると、インターネット宣伝による成約比率は賃貸・売買全計で27.5%と約3割を占めた。賃貸・売買別で見ると「賃貸のみ:40.0%」「売買のみ:16.0%」「賃貸&売買:25.1%」で、賃貸では5人に2人、売買では6人に1人がインターネット経由で成約していることが明らかになった。
現在活用している広告媒体と今後活用した広告媒体に関する調査では、8割弱の不動産会社がインターネットを活用した宣伝広告に最も力を入れており、全体の7割は今後も力を入れていきたいと回答、投資意欲は堅調だ。
一方で「チラシ」は現在3割強の不動産会社が最も力を入れていると回答した一方、今後も力を入れていきたいと回答したのはわずか1.5割。住宅情報誌に関してもチラシ同様に投資意欲は減少傾向にあるという。
株式会社ネクスト