ソフトバンク・テクノロジー株式会社は2006年4月3日、株式会社オールアバウトが運営するWebサイトにWebサイト分析ツール「SiteCatalyst(サイトカタリスト)」を導入したと発表した。
サイトカタリストは米Omniture(オムニチュア)が開発したASP型Webサイト分析ツールで、eBayやAOL、ウォルマート、マイクロソフトなど世界有数の企業が採用している。使いやすいユーザーインターフェースにより、経営層からマーケティング担当者、システム担当者まで容易にWebサイトの動向を把握することができる。すべてのレポートはリアルタイムに生成されるため、期間や対象とするページなど様々な条件をその場で設定し、即時に分析することが可能。
今回、オールアバウトは総合情報サイト「All About」、オンラインセレクトショップ「All About スタイルストア」、専門家マッチングサービス「All About プロファイル」にサイトカタリストを導入した。これまでオールアバウトでは、従来のログ型アクセス解析ツールで、独自にアクセス解析・分析を行ってきた。しかし月間利用者が1,500万人を超えるなどWebサイトへのアクセス増加に伴いログデータ膨大な量になったうえ、分析の要件も複雑化したため自社で開発したカスタマイズツールの開発工数を削減したい要望があった。サイトカタリストを活用することで、来訪者の導線分析を行い、Webサイトのユーザビリティを向上、サービスのクオリティアップを図る。
株式会社オールアバウト
オムニチュア
http://www.omniture.com/?&cms_site_lang=6
cf.