ムーター株式会社は2006年10月21日の公式ブログにて、モバイル向けに開発しているカテゴリ分類分けの技術についての名前の公募を始めている。
Mooter Blogによると、開発しているのはMooter技術根幹のカテゴリ分類分けに関する技術。Webページに出現する文字列に対して、カテゴリとの関係性を基準に正/負の係数をかけていく。例えば「グルメ」でよく利用される単語が出現した場合は正の係数を、利用されない単語には負の計数をかける。この方法でカテゴリごとに計算して、総係数からサイトの総単語数で割って正規化した計数がある一定数字を超えたカテゴリを所属カテゴリと判断する。利用用途として、「ある単語で検索したとき、ヒットしたサイトのカテゴリを表示する」「アダルトフィルタリングなどのフィルタリング技術への応用」が挙げられている。
Mooterの技術開発部門は「開発グループでアイディアを出し合っても、どうも技術的な名前に偏っていたり専門的すぎてしまう」ということでアイデアを出してほしいと呼びかけている。
Mooterは創業者のLiesl Capper により2001年に誕生。Mooter は英語の‘Moot’(討論する)に由来しており、ユーザー個々へもっともふさわしい検索結果を提供する事を目標としている。2006年2月14日に日本語版の検索サービスを開始した。
名前を公募します! [Mooter Blog]
http://blog.mooter.co.jp/?p=15
Mooter日本語版
cf.