アウンコンサルティング株式会社は2006年12月12日、2006年のSEM10大トピックを発表した。
1位は「携帯キャリア各社が検索システムを導入 ~モバイル検索元年~」。ソフトバンクとYahoo!JAPANの連携、KDDIとGoogle提携によるEZwebへのGoogle検索エンジン搭載、NTTドコモのiモード上での複数検索エンジンによる検索サービス提供開始と、モバイル検索分野における本格競争時代が到来したことを挙げた。
2位は「YouTube、MySpace等のWeb2.0サイトとGoogleの接近」。動画共有サイトYouTubeはGoogleにより買収され、米国人気SNS「MySpace」はGoogle検索エンジンを導入するなど、Web 2.0の典型例とされてきた人気サイトが相次いでGoogleと結びついたことを挙げた。
3位は「オーバーチュア、携帯電話向けの検索連動型広告「スポンサードサーチモバイル」を正式提供」。2006年3月13日に正式提供を開始したオーバーチュアの携帯電話向け検索連動型広告「スポンサードサーチモバイル」を選定。
4位以下はGoogleモバイル広告の開始や販促手法としてテレビCMや紙媒体と検索エンジンによるクロスメディアの普及、マイクロソフトのLive Search正式公開、ブランディング広告としてのSEM利用の増加などを挙げた。
cf.