CNETによると、米Microsoft Researchはグループ検索を行うIE7用プラグイン「SearchTogether」を発表した。同ツールは2008年4月24日よりダウンロード提供されている。IE7に対応するほか、複数のユーザーで同時利用するためには別途、Windows Live Messenger、さらにLive IDが必要。
SearchTogetherは複数のユーザーが共同で情報検索するためのツール、「Standard」「Split」「Multi-Engine」の3つの検索オプションを用意。Standardはこれまで通りの検索で、キーワードに関連する検索結果を検索を実行したユーザーのPC上に表示する。Splitはセッション参加中のユーザー間で検索結果を分割して表示する。「Multi-Engine」はユーザーごとに指定の検索エンジンを割り振り、実行するとそれぞれの検索結果がユーザーに送信される。検索中にユーザーが利用したクエリは検索履歴として、グループで参照することもできる。
また、受信した検索結果に評価やコメントを加えて、参加メンバーで共有することも可能。ある物事について共同調査をしている時に、有益なページに評価をしたり、補足コメントを書き加えていくことができる。
Is Your Group Seeking Information? SearchTogether! [Microsoft Research]
http://research.microsoft.com/news/featurestories/publish/SearchTogether.aspx?0hp=n1
Microsoft SearchTogether Tutorial
http://research.microsoft.com/searchtogether/tutorial.html
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4月にすでに公開されていたので、なぜCNETがこのタイミングで報道したか不明ですが、一応記事にしておきます。コンセプトはおもしろいですよね。