株式会社SyncThoughは2008年10月7日、サイト内検索ASP サービス「SyncSearch」を国際化対応したと発表した。検索結果画面のナビゲーション言語が日本語以外に設定できる。
標準で日本語、英語、中国語簡体字、中国語繁体字、韓国語(4カ国5言語)の言語テンプレートを提供し、管理画面から設定することで各言語向けの検索UIを作成することができる。また、日本語・英語についてそれぞれ言語専用の言語解析エンジンを搭載し、言語特有の文章表現を形態素解析することで、言語に合わせた読みやすい検索結果説明文の表示が可能になったという。
近年は外国人投資家への情報提供を目的としたIRサイトが日本語と英語など複数言語のドキュメントをウェブで公開する機会が増えているが、一般のサイト内検索は検索結果に複数言語を混在して表示したり、各言語向けのサイト内検索を個別に構築する必要があるなど、情報のミスマッチや運用負担が大きかった。「SyncSearch」は複数言語を個別に取り扱えるようにすることで、海外向け利用者のユーザビリティ向上、一元管理による管理者の運用負担の軽減を実現する。
SyncSearch